広告が1,000回表示された時に発生する広告費のことです。「Cost Per Mille(コスト・パー・ミル)」の略称で「Mille(ミル)」はラテン語、イタリア語で「1,000」を意味しています。そのためアメリカでは同義で「CPT(シーピーティー、Cost Per Thousandの略称)」が使われることもあります。広告の表示(インプレッション)をベースとした課金方式のため日本では「インプレッション課金」とも呼ばれ、クリックをベースとした課金方式(CPC、Cost Per Clickの略称)を「クリック課金」と呼んで区別しています。CPC以外にもCPI(Cost Per Installの略称)、CPA(Cost Per Acquisitionの略称)などの課金方式があり、CPMではない課金方式をCPMに換算した指標をeCPM(effective Cost Per Milleの略称)と呼び、配信方式やメディアを同じ指標で比較する際に用いられます。

▼クリック率0.01%、広告表示回数1,000万回、CPMおよびCPC100円の場合の広告費
・CPM(10,000,000回÷1,000回×100円より)100万円 （クリック単価1,000円に相当）
・CPC(10,000,000回×0.01%×100円より)10万円

▼クリック率0.1%、広告表示回数1,000万回、CPMおよびCPC100円の場合の広告費
・CPM(10,000,000回÷1,000回×100円より)100万円 （クリック単価100円に相当）
・CPC(10,000,000回×0.1%×100円より)100万円

▼クリック率1%、広告表示回数1,000万回、CPMおよびCPC100円の場合の広告費
・CPM(10,000,000回÷1,000回×100円より)100万円 （クリック単価10円に相当）
・CPC(10,000,000回×1%×100円より)1,000万円