メディアの収益に貢献するプラットフォーム

広告枠を提供するメディア事業者の収益を最大化するためのプラットフォームです。DSP(最適な広告配信を目指すプラットフォーム)と連携し合い、広告配信の最適化を目指します。SSPを利用するためにメディア事業者は、サイト内の広告スペース、広告枠を提供する価格、広告の掲載を希望する業種などの情報をSSPに設定します。SSPとDSPが連携しRTB(リアルタイムで行われる入札取引)が作用することで、収益性が高い広告が自動で選定され配信されるという仕組みです。最も高い入札を提示する広告枠を複数のDSPアドエクスチェンジの中から自動的に選択し配信します。RTBを通してインプレッション毎にeCPMを算出していますが、必ずしも最高値の入札単価が選択されている訳ではなく、SSPのシステムによってはCVRや入札取引のレスポンスのスピード(0.1秒程度)が掲載枠の選定に影響を与えています。

SSPの特徴と主要なプラットフォーム

サイトのユニークユーザー数が多いメディアや利用者の年齢層、居住地、趣味などが多様なメディアは、RTBでの取引が活性化しSSP導入により収益が最大化する可能性が高いです。逆に同じような年齢層、居住地、趣味の利用者が集まるメディアは広告枠に対して入札取引が少なくなる傾向がある為、SSPの導入コストの方が高くなってしまうケースがあります。SSP、DSP双方の配信技術、ターゲティング技術を通して広告のターゲティング精度が向上しています。

【代表的なSSPプラットフォーム】

  • Kauli
  • Geniee
  • YieldOne
  • AdGeneration
  • Fluct